働き方改革が齎す業務最適化

きっかけは医師の働き方改革でしたが、結局はこれについて解決するための医療現場の業務再編は、長年棚上げされてきた「担当医制」と「近代チーム医療」の矛盾を整理し、医療現場の様々な古い習慣や、考え方を最適化することになるように思えてきました。
たとえば、脱水症状、もしくはそれに近い症状の患者がいるとします。
これは、症状が軽度であれば、その場で生理食塩水の点滴をするだけで回復することもあるといいます。
しかし、そのために都度医師に連絡し、処方を書いてもらう、などあらゆる業務を医師経由にしてしまうと、医師が足りない場合現場が回らなくなってしまいます。
ただの生理食塩水の点滴のために病院で待たされるのであれば、スポーツドリンクを飲むなど、脱水症状緩和のために個人で別の迅速な手段を選ぶのではないでしょうか。
とすれば、(この場合に限っての話ですが)患者本人でさえすぐできることを実行するために、医療制度が弊害になってしまうこともあるのが医療現場の実情のようです。
恐らく実現場では看護師さんは医療行為にあたらない範囲で食塩水を飲ますなど対処手段を講じているかと思います。
病院としても、「とりあえず医師」でなく、まずは看護師としてできることをするだけでもその後の症状の早期緩和に繋がることはあるかと思います。
これによって医師の手元の業務が減れば、より本来着手するべき重篤症状の方の対処や、現場ならではの研究結果の医療界全体への共有など、様々なものが円滑になるでしょう。
では実際に、看護婦にどのような業務を配分していけば良いのか。
そのためのに、特定看護師に認められている行為の区分が活用できると感じました。
まずはそれらの中から適宜移譲して見るのも手かもしれません。

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